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今月のトップ写真: がりぞうさん「勿体無い」 
今月のトップ写真

今日も涼しげな高原地帯で、同じ場所で囀るホオジロがいた。谷中に響き渡るくらいの迫力があった。谷の奥からは渡って来たばかりのカッコウがけたたましく「カッコウ!カッコウ!」と鳴き、周囲にはアカショウビンやクロジ、トラツグミ、オオルリなども縄張りを構えていて、鳥の声だらけでとても素晴らしい場所だった。しかし、ホオジロにとってはそれだけ敵がいるということで、次第に縄張り争いも激しさを増す。隣接するホオジロの雄は自分の縄張りといわんばかりに侵入してきて、戦いが始まる。追い掛け回したり、地面に降りて走り回ったり。そうしているうちに別の雄がやってきたり・・・もう大忙し。餌を食べる暇もないほどだ。

忙しいホオジロはマツの上にやってきた。激しく囀り始めると、徐に下を見下ろした。鋭いまなざしで見つめた瞬間、何かを見つけ、急降下し餌を捕らえた。羽ばたいて同じ場所に戻り、すぐに食べると思ったのだが、餌をくわえたまま囀り始めた。口を開かなくても鳴けるんだなぁと感心していると、せっかく捕らえた餌が口元からポロリ!そして、草むらへと消えていったのだった・・・・・・。それを見ていた私のカラアゲ君レッドがひとつ草むらへと消えていったのだった・・・・・。

がりぞう今月の一言: 「日がな一日」
がりぞう今月の一言

山口県のとある断崖絶壁にヒメウがいた。そろそろ繁殖の季節なのだろうが、あまり関係ないのか、その近くに繁殖地があるのか、のんびりとしていた。もちろん、目先などは赤くなり繁殖羽になっている。日がな一日断崖絶壁から下を覗き込んでいた。その高さは150m。私だったら腰抜かして動けなくなっているだろうという場所だ。心もとないその断崖はほとんど平らな部分はなく、他のウがやってくると、もう居場所はないような隙間だった。私のいる場所は手すりがあって、平らな場所だから安心できるが、あんなところに行く勇気はもちろんなかった。飛べたら話は別なのか、そうじゃないのかなんて考えていたら時間は過ぎ夕方を迎えた。ヒメウはこちらを見上げると、気にしていない感じで眠ったり、ウミウに追われて飛び回ったりと優雅な黄昏を楽しんでいるようだった。何故か対抗意識が盛り上がり、本を読みながら過ごしてみた。負けていないと思いつつも、そんな生活を送りたいと思ったが、65歳を過ぎてからにしようと心に誓った。

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