シジュウカラガン

シジュウカラガン
分類 カモ目 カモ科 全長(翼開長) 67cm
属名 Branta 種小名 hutchinsii
亜種名 leucopareia 英語名 Aleutian Cackling Goose
写真 成鳥 撮影者 Garizou
撮影機材 CANON EOS20D + EF500mm F4 IS 撮影場所 宮城県蕪栗沼 2009/11/2
判断理由 ** 撮影者コメント 毎年探すが恒例ですが、見つけると感無量です。結構探すのは大変なのです。
特徴: 雄 頭から首が黒色で、頬から喉(のど)に白斑があり、喉の下で頬の白斑を黒い羽毛で分断する。体は灰褐色で上面は濃い。尾は黒色で、上尾筒、下尾筒ともに白色。嘴と足は黒い。胸は灰褐色であり、ヒメシジュウカラガンの様に黒っぽく紫色にはならない。本亜種シジュウカラガンは首の下のほうに淡色の白っぽい輪を持ち、明瞭。また、白い輪の下に暗色の輪が現れていることが多い。額はでっぱり気味で、頭頂部は平らに見える。 特徴: 雌 雌雄同色。
特徴: 幼鳥(若鳥) 喉の付け根の淡い白い首輪は不明瞭で分かりにくい。肩羽は丸みを帯び、雨覆いの先端はギザギザ。 鳴き声 太く低い声で、グルッ、グルッフフ、グワーと鳴く。
採餌 水草の茎や根を食べることが多い。冬季は田んぼで草を食べると思われる。 繁殖: 時期・夫婦 詳細は不明。
繁殖: 巣・卵 詳細は不明。 繁殖: 抱卵・育雛 詳細は不明。
分布 新北区分布型。北アメリカ大陸に広く分布し、北アメリカ大陸西部で越冬する。ヨーロッパ西部には、人為的に導入されたものが繁殖する。本亜種はカナダのアリューシャン列島、北千島のみに分布する。冬期はカリフォルニア州に行くのが普通とされる。日本では毎年少数が渡来する冬鳥。北海道、宮城県、茨城県などに記録がある。また、最近は個体数回復の事業が行われており、飛来数が年々増加している。 生息地 湖沼や田んぼで見られることが多い。
生態 ユーラシア大陸のヒシクイの置換種と見られているらしい。アリューシャン列島では、キツネの侵入により、個体数が800羽と減少したが、最近の回復計画により、7000羽以上に回復している。 類似種について 亜種ヒメシジュウカラガンは、胸の色が紫色を帯び黒っぽいことで見分けるのが良いと思われる。
亜種について 日本で観察されているのはシジュウカラガンとヒメシジュウカラガンの2亜種である。最近、アメリカ、イギリスの鳥学会ではカナダガン(Canada Goose)とシジュウカラガン(Cackling Goose)の2種に分けることが決められた。それにより、本亜種はCackling Gooseに分類されることなった。まだ正式な見解はないが、日本に渡来する亜種は、シジュウカラガン、ヒメシジュウカラガン、チュウショウシジュウカラガンの3亜種であろうと考えられる。今後の分類に期待しつつ、チュウショウシジュウカラガンの項を別に設けてみることにした。アメリカの分類では次の通り、亜種を分類している。また、亜種数については多くの学者の意見があり、明確に決定しているわけではないようである。更にここでは大型と小型のものに分けているが、濃色と淡色に分ける分類もあるようだ。 大型種 種名 Canada Goose(Branta canadensis) カナダガン 以下は亜種・Dusky Canada Goose (B. c. occidentalis) クロカナダガン、・Vancouver Canada Goose (B. c. fulva)、・Lesser Canada Goose (B. c. parvipes) チュウカナダガン、・Moffitti's Canada Goose (B. c. moffitti) オオカナダガン、・Giant Canada Goose (B.c. maxima)、・Interior Canada Goose (B. c. interior) ナイチカナダガン、・Atlantic Canada Goose (B. c. canadensis) カナダガン、小型種 種名 Cackling Goose(Branta hutchinsii) シジュウカラガン 以下亜種・Richardson's Cackling Goose (B. h. hutchinsii)、・Bering Cackling Goose(B. h. asiatica) 恐らく絶滅した、・Aleutian Cackling Goose(B. h. leucopareia) シジュウカラガン、・Taverner's Cackling Goose(B. h. taverneri) チュウショウカナダガン(チュウカナダガンと同一分類の人が多い)、・Small Cackling Goose(B. h. minima) ヒメシジュウカラガン。 がりメモ 最近は少し回復したきたようです。シジュウカラガンがいっぱいになると人気が薄れるのかもしれませんね。