| 分類 | キジ目 ライチョウ科 | 全長(翼開長) | 37cm |
|---|---|---|---|
| 属名 | Lgopus | 種小名 | mutus |
| 亜種名 | japonicus | 英語名 | Rock Ptarmigan |
| 写真 | 雄 夏羽 | 撮影者 | 生物自然研究部所属 |
| 撮影機材 | ** | 撮影場所 | 不明 |
| 判断理由 | ** | 撮影者コメント | 夏羽のライチョウを見たのは初めてです。大きな感じがするが実は小さい。 |
| 特徴: 雄 | <b>夏羽:</b>頭から背、胸にかけて黒褐色で黒斑がある。腹と翼は白で、尾は黒く、目の上に赤い肉冠がある。 <br><b>冬羽:</b>全身白く、目の上が赤く、目の近くと尾が黒い。 | 特徴: 雌 | <b>夏羽:黄褐色で黒と白の横斑がある。腹と翼は白く、尾は黒い。</b> <br><b>冬羽:全身白く、尾が黒い。</b> |
| 特徴: 幼鳥(若鳥) | 孵化(ふか)直後の雛はクリーム色と茶色の幼綿羽に覆われる。 | 鳴き声 | ゲェー、ゴァーと鳴く。 |
| 採餌 | 高山帯ので地上を歩いて採餌する。徹底した植物食である。5~6月にはダケカンバ、ミヤマハンノキ、ウラジロナナカマドなどの樹木の芽・若葉、7月には雪田植生の若葉・つぼみ・花、8~9月には草の実や樹木の実・葉、冬には脚や嘴で雪をかき分けて、コケモモ、ミネズオウ、ガンコウランなどのの葉を食べる。 | 繁殖: 時期・夫婦 | 4~8月に、一夫一妻か、一夫多妻である。 |
| 繁殖: 巣・卵 | 巣はハイマツなどの下の地上に浅い窪みを掘り、枯れ葉や羽毛などを敷く。最初に雄が掘り始め、そのうち雌が加わる。卵数は5~10個。雌が巣を離れるときは、卵を葉などで覆い隠す習性があるようである。 | 繁殖: 抱卵・育雛 | 抱卵は雌が行い、約21日で孵化(ふか)する。雄は縄張りを見渡せるところで見張りをする。孵化後は12時間ぐらい雌親に抱かれ、羽毛が乾くと巣から離れる。早成性の離巣性である。雌が育雛し、孵化(ふか)後3週間ほどで50mぐらい飛べるようになる。雌は約5週間抱雛し、約80日で独立する。 |
| 分布 | 全北区。ユーラシア大陸と北アメリカ大陸の高緯度地方、環極地方に留鳥として分布する。本州中部地方の山岳地帯に島状に分布し、妙高山塊、飛騨山脈、乗鞍山塊、御岳山塊、赤石山脈などの高山帯に、氷河期の遺存種として少数が生存する。 | 生息地 | 極地や山岳のツンドラ地帯にすむ。日本では山岳の標高2400m以上の森林限界より高い場所で見られ、主としてハイマツ林や雪田植生にすむ。冬季でも高山帯に留まる。やや標高を下げ、林内に潜む場合もある。冬の夜や激しいブリザードの日は、雪の中に雪洞を掘って過ごす。 |
| 生態 | 繁殖期には雄の縄張り活動で分散する。雛が孵化する頃には縄張りが解消され、雄は雄だけの集団で活動する。家族は雌親と雛からなる母子群である。9~10月には家族群も解消され、群れ生活になる。冬が厳しくなると群れは大きくなり、100羽ぐらいになることもある。群れ塒(ねぐら)をとり、日中は群れで採餌する。 | 類似種について | ** |
| 亜種について | 日本産鳥類目録第6版では日本で確認されている亜種は本亜種のみとして掲載している。 | がりメモ | 私は10年前に乗倉スカイラインで観察したことがある。その頃は大変な鳥だとは思っていなかった。 |