オオヒシクイ

オオヒシクイ
分類 カモ目 カモ科 全長(翼開長) 100cm(170cm)
属名 Anser 種小名 fabalis
亜種名 middendorffii 英語名 Bean Goose
写真 成鳥 撮影者 Garizou
撮影機材 CANON EOS20D + EF500mm F4 IS 撮影場所 宮城県蕪栗沼 2008/11/25
判断理由 肩羽の先端は丸みが無い。大雨覆の先端には白帯のように見える。 撮影者コメント 嘴の先の黄色いところが可愛い。
特徴: 雄 首から体は黒褐色で、体上面は淡色の羽縁がある。胸から腹にかけては白色で、脇は褐色と白のまだらである。下尾筒と上尾筒は白く、嘴は灰黒色で先端近くに橙色がある。足は橙色。本亜種は頭部から嘴先端までのラインが直線的で、嘴が長くて大きい。首も長い。亜種ヒシクイに比べると体長が10-15cmも大きい。嘴基部の高さを1とすると嘴の長さは2以上である。 特徴: 雌 雌雄同色。
特徴: 幼鳥(若鳥) 肩羽に丸みがあり、雨覆いの縁はバフ色の羽縁である。また雨覆の羽縁は不ぞろいで、成鳥のように白帯には見えない。嘴先端のオレンジ色が淡く、範囲も小さい。また、オレンジ色の境界も不明瞭。足の色もくすんでいる。胸の表面はぶつぶつ。 鳴き声 ガハハーンと鳴く。
採餌 ヒシの実を食べる。また、水辺に生えるマコモの根を好み、食べる。イネの茎、根、二番穂を食べる。シロツメクサ、スズメノテッポウ、スズメノカタビラなどのイネ科植物を食べることも知られる。本亜種は濡れた水田などで採餌することが多い。 繁殖: 時期・夫婦 5~7月に、一夫一妻でである。
繁殖: 巣・卵 巣は木の根元や藪の下などの地上に、草の葉、枯れ葉、コケなどで皿形に作る。ほとんどは雌が作る。産座には自分の羽毛を敷く。卵数は4~6個。 繁殖: 抱卵・育雛 雌が抱卵し、雛は約28日で孵化(ふか)する。雌雄の世話を受けて育ち、約40日で飛べるようになる。早成性の離巣性である。
分布 旧北区。ユーラシア大陸の高緯度地方で繁殖し、冬季は同大陸南部に点在して過ごす。本亜種は「タイガ型」と呼ばれ、首が長い。ロシアの中・東部のやや南よりで繁殖している。日本には冬鳥として渡来する。新潟県福島潟、石川県加賀市、島根県斐伊川、滋賀県湖北町まで見られる。北海道や本州北部では旅鳥で、まれに九州や沖縄県にも現れる。亜種ヒシクイとは渡りのコースが違い、日本においては十勝地方より西側を通り、日本海側を南下して分散する。太平洋側に越冬地は少なく、混在している宮城県伊豆沼近辺のみである。 生息地 繁殖地はタイガ地帯で針葉樹林に近い湿地を好む。。冬季は、低地の湖沼、湿地、水田などに現れる。
生態 番はよく分散するが、島などではルーズコロニーになることもある。新しくできた家族は、換羽地から越冬地へ、単位群として行動をともにする。数百~数千羽の集合をつくる。 類似種について **
亜種について ヒシクイ(伊豆沼周辺や日本海側地域、斐伊川河口など)、オオヒシクイ(南限は滋賀県西池)、ヒメヒシクイ(小笠原で記録あり)の3亜種が確認されている。本亜種は1番大きい。 がりメモ 太い足とつぶらな瞳が可愛いです。のしのし歩く可愛さアップ!