ノビタキ

ノビタキ
分類 スズメ目 ツグミ科 全長(翼開長) 13cm
属名 Saxicola 種小名 torquata
亜種名 stejnegeri 英語名 Common Stonechat
写真 雄 成鳥 撮影者 Garizou
撮影機材 CANON EOS1D MARKⅡ + EF500mm F4 IS 撮影場所 北海道紋別市コムケ湖 2008/6/27
判断理由 ** 撮影者コメント 広大な湿地の真ん中で大きく囀るその姿 最高に健気でした。
特徴: 雄 <b>夏羽:</b>頭部から喉、背中から尾は黒い。大雨覆と三列風切が白い。胸が橙色である。首から腹、下尾筒までは白い。 <br><b>冬羽:</b>頭部と体上面の黒味は強く、腮と喉が黒い。下面の橙色は様々な濃さがある。 特徴: 雌 <b>夏羽:</b>上面は黒の縦斑があり、腰は橙色である。下面は淡橙黄色の個体が多いが、頭部や背に黒味を持つものもある。喉は白い。大雨覆の白斑は小さい。 <br><b>冬羽:</b>詳細は不明。
特徴: 幼鳥(若鳥) 雄の第1回冬羽では、風切と雨覆が茶褐色のまま残っている。黒色部分も濃くなく、大雨覆の白斑は小さい。雌の第1回冬羽では、喉が白く、腰は赤橙色。体下面は濃い橙褐色。初列風切の先端に白斑がある(幼羽)。幼羽は体上面は黒褐色で、淡褐色の斑がある。口角は淡色である。 鳴き声 地鳴きはヒッヒッ ジャジャ。さえずりはヒーヒョーヒョーロリーと澄んだ声である。
採餌 草原の中で潅木の枝の上や枯れたススキなどの茎の上など目立つ頂に止まり、そこから飛び立って昆虫を捕らえる。虫から少し離れた位置から、空間を隔てて一気に迫り、不意を打つやりかたで捕らえる。 繁殖: 時期・夫婦 5~8月に一夫一妻である。年に1回から2回行う。
繁殖: 巣・卵 巣は草むらの中や石の下の窪みに作り、土くれ、石、草などからなるひさし型のカバーがある。牧場では、牛の踏みつけ跡の窪みが利用される。あまり草が茂っていない早い季節に造巣する。巣は椀形(わんがた)で、外装は草の茎や枯れ葉、根などで作る。内装は細い茎や根、植物の綿毛、獣毛、羽毛を使用する。造巣は雌が行い、雄は雌について回り、監視をする。卵数は3~7個。 繁殖: 抱卵・育雛 雌が抱卵し、雛は約14日で孵化(ふか)し、雌雄の給餌を受けて約13日で巣立つ。孵化(ふか)後1週間ほど雌が抱雛をする。
分布 旧北区とエチオピア区。ユーラシア大陸の中・低緯度地方とアフリカ大陸に分布する。ユーラシア大陸のものは、冬季になるとアフリカ大陸東部、アラビア半島、インドに渡って過ごす。日本では本州中部以北で夏鳥として繁殖し、西南日本では渡り期に見られる。 生息地 海岸から高山帯の広い地域の草原に生息する。本州中部では山地草原、亜高山帯の高山草原で見られる。東北地方から北海道では海岸草原、泥炭草原、牧草地、高山帯のハイマツの間の高山草原などで見られる。渡り期には各地の水田、河川敷、湖沼縁の湿地などに現れる。繁殖地の草原では、比較的露出土の多い荒れ地状の部分や、流土などで傷ついた部分を好む。
生態 繁殖期には強い縄張り分散をする。雄の求愛のディスプレイは雌の前の地上で行われる華麗なもので、空中にはね上がっては下りることの繰り返しで、翼を半開にして白斑を見せながら.飛び上がった頂点で逆立ちをする。渡り期には単独か小群で現れる。 類似種について **
亜種について 日本産鳥類目録第6版では日本で確認されている亜種は本亜種のみとして掲載している。 がりメモ 広大な草原とたくさんの鳥たち。その中でもノビタキが一番忙しそうにしていました。幼鳥が巣立つ時期でしたから。