| 分類 | タカ目 タカ科 | 全長(翼開長) | 雄70-75cm 雌77-83(140-165) |
|---|---|---|---|
| 属名 | Spizaetus | 種小名 | nipalensis |
| 亜種名 | orientalis | 英語名 | Mountain Hawk Eagle |
| 写真 | 雌 成鳥 | 撮影者 | Garizou |
| 撮影機材 | CANON EOS20D + EF500mm F4 IS | 撮影場所 | 京都府 2007/3 |
| 判断理由 | 顔は黒く、喉から上腹の縦斑も数が多い。腹部も刻褐色で、白い横斑が明瞭である。体のバランスで判断。 | 撮影者コメント | カッコいい!!カラスを威嚇しているので、羽根がぺったりしています。大好きな鳥ナンバー2です。 |
| 特徴: 雄 | 背は暗褐色であり、喉は白く腮に太い縦線が1本あり、その周辺から胸かけてにはたくさんの縦斑が散在する。下胸から腹は褐色の横斑が広い範囲で広がる。足は黄色。虹彩は橙色や赤色。顔は黒く、後頭部はやや白色かかり、冠羽がある。飛翔時は翼幅が著しく広く、後縁が広がっている。翼の下面は暗褐色の横斑が全体に入る。尾羽は白色に太い暗褐色横帯が4本~5本見える。 | 特徴: 雌 | 雌雄同色であるが、体が大きい。体は丸みを帯びている。飛翔時には雄よりもさらに羽は大きく、幅広く見える。 |
| 特徴: 幼鳥(若鳥) | 幼鳥は顔は随分と白く、肩羽や雨覆は羽縁がある。胸や腹は縦斑や横帯はなく、白い。虹彩は褐色である。年齢を減るごとに、虹彩は黄色味を帯び、徐々に胸や腹の縦斑や横帯も色ついてくる。尾羽も最初は7~8本あるが、徐々に横帯が太くなり、数も減る。 | 鳴き声 | 幼鳥はピーヤァピーヤァなどと鳴く。成鳥はフィッフィフィと繰り返す声や、キィキィと鳴いたりする。 |
| 採餌 | 中部地方では、ノウサギ、ヤマドリ、キジ、カケスなどが多く、中国地方ではアオダイショウ、シマヘビなどが多い。その他にも、ハイタカ、オオタカ、ツミ、アオバト、小哺乳類なども捕獲することがある。一般的には待ち伏せ型と言われているが、アクティブな捕食をする報告がされている。 | 繁殖: 時期・夫婦 | 11月頃から雄の縄張りに雌が侵入し、突っかかり、並行飛翔、波状飛翔など各種ディスプレイが見られるようになる。番形成されると、1月くらいから巣材運びが観察されるようになる。雌雄ともに巣材を運ぶ。2月頃から交尾が見られる。一夫一妻であるが、一夫二妻の記録が観察された。 |
| 繁殖: 巣・卵 | 急斜面の谷のスギ、モミ、ゴヨウマツ、アカマツなどに直径1.3mくらいの皿型の巣を作る。北海道では常緑広葉樹に巣をかけることがほとんどらしい。3月後半頃から抱卵を開始し、40日で孵化(ふか)する。雌が抱卵する確率が高いが、雄も抱卵する。転卵行動も確認されている。卵数は1個で、稀に2個の例もある。 | 繁殖: 抱卵・育雛 | 孵化(ふか)後も約1ヶ月は雛を抱く。90日齢くらいで巣立ち、親に依存する生活を10ヶ月~20ヶ月行われる。毎年繁殖するといわれている報告もあるが、最近では事実上隔年繁殖であるような報告である。2年1サイクルの繁殖であるといわれている。繁殖成功率が著しく低下している。 |
| 分布 | 日本を北限とする台湾、東南アジアなどに分布する。日本では、日本全国で記録がある。渡りが観察されることもあるという。 | 生息地 | 日本では標高200mくらいから2000mくらいまで観察例がある。森林性の猛禽類で、林内を移動することが多い為、人目につきにくい。海岸に近い場所でも、山岳地があれば見られる。 |
| 生態 | 詳しく解ってきてはいるものの、森林性猛禽類の中でも最も観察するのが難しい為、生態はあまり明らかにされていない。 | 類似種について | ** |
| 亜種について | 日本産鳥類目録第6版では日本で確認されている亜種は本亜種のみとして掲載している。 | がりメモ | 森の王者。素晴らしい。何度見ても、飽きない鳥です。 |