カワウ

カワウ
分類 ペリカン目 ウ科 全長(翼開長) 80-101cm(130-160cm)
属名 Phalacrocorax 種小名 carbo
亜種名 hanedae 英語名 Great Cormorant
写真 成鳥(婚姻色) 撮影者 Garizou
撮影機材 Nikon COOLPIX E950 + KOWA TSN-824 撮影場所 愛知県西尾市 2000/1/15
判断理由 ** 撮影者コメント きれいな婚姻色が出ていました。
特徴: 雄 体全体が黒褐色で光沢がある。褐色の羽根に黒色の羽縁がある。嘴は褐色味のある白色で、基部の裸出部が黄色い。黄色の裸出部は口角の延長上の白色部との境からほぼ垂直かやや外側にふくらみ気味で下方におりる。よって、黄色の部分はウミウよりも面積が広い。頬の裸出部は広く白くなっており、眼の後方より水平かやや垂れ気味に白色部分が広がる。目は青緑色。婚姻色が出ると頭部が白くなる。足の付け根も白くなる。首は細め。 特徴: 雌 雌雄同色。
特徴: 幼鳥(若鳥) 体全体が淡色で光沢がなく、胸には白色部がある。この部分は個体差がある。 鳴き声 コァ コァやグァ グァと鳴く。
採餌 尾を舵にして巧みに潜水して魚類や甲殻類を捕らえる。水中で捕まえた魚は飲み込まず、水面に出てから呑み込む。育雛期には、雛の頭を口の中に入れ、食道まで吐きもどした餌を与える。 繁殖: 時期・夫婦 全国的に見るとほぼ1年中繁殖している。冬でも繁殖するのが特徴。産卵期は11月から翌年の6月までの長期にわたる。愛知県知多半島や大分県沖黒島のコロニーでは1月に、青森県下北半島では3月、東京都不忍池では秋から繁殖が始まる。不忍池の繁殖期は、最近さらに長期化する傾向にある。年に2~3回行う。一夫一妻である。
繁殖: 巣・卵 巣は地上から5~25mぐらいの高さの枝上の場合が多いが、草地や裸地だったり、鉄塔だったり、最近ではいろんな場所で繁殖する。小枝や枯れ草、海藻などを使って皿形に作る。古巣もよく利用する。雌雄で巣材を運ぶ。卵数は3~4個。 繁殖: 抱卵・育雛 雌雄で抱卵、育雛する。約29日で孵化(ふか)し、約38日で巣立つ。幼鳥は生後3~4ヶ月頃には、コロニーから遠く離れた海や川の餌場まで、成鳥とともに隊列を組んで高空を群飛するようになる。
分布 全北区、東洋区、エチオピア区、オーストラリア区。ユーラシア大陸、オーストラリア大陸、アフリカ大陸、北アメリカ大陸北東部など広い範囲に分布する。日本では本州各地で普通に繁殖していたが、現在は中部地方と関東地方を中心に本州と九州の10数箇所にコロニーが残るだけとなった。急激に繁殖地が減少しつつある鳥の一つである。コロニーはリンを含む多量の糞による営巣木の枯死、採餌地の水質汚染、周辺の都市化による環境の悪化などで消失する。留鳥として生息するが、本州北部の青森県では夏鳥として繁殖する。近年はかなり、河川の上流まで進出している。河口より100kmくらいのところでも観察されることが多くなった。 生息地 内陸の淡水、河川、湖沼、海上で見られる。
生態 1年を通して群れで生活する。コロニーでは、一見するとどの個体も好きかってな場所に止まっているように見えるが、実際には同じ個体がいつも同じ止まり場に止まっている。止まり場は、繁殖期になると組み替えが次々に始まる。雌は自分の止まり場を捨て、番の相手に選んだ雄の止まり場に移り、一夫一妻の番を形成する。非繁殖期もコロニー近くの海湾や湖沼に群れて生活することが多い。最近では上流まで進出するようになった為、放流されたアユ、アマゴ、ニジマスなどが多く捕食され、被害を与えている。 類似種について ウミウの黄色の裸出部は口角の延長上の白色部との境は尖っており、そこからやや内側に入り込む。よって、黄色の部分は本種よりも面積が狭い。頬の裸出部は広く白くなっており、眼の後方よりやや上がり気味で白色部分が広がる。体は黒っぽく、首は太い。
亜種について 日本産鳥類目録第6版では日本で確認されている亜種は本亜種のみとして掲載している。 がりメモ 愛知県に住んでいるが、もう見たくない!というくらいいる。