カラスバト

カラスバト
分類 ハト目 ハト科 全長(翼開長) 40cm
属名 Columba 種小名 janthina
亜種名 janthina 英語名 Japanese Wood Pigeon
写真 成鳥 撮影者 三島 隆伸
撮影機材 CANON EOS1D MARKⅡ + EF500mm F4.5 撮影場所 沖縄県宮古島
判断理由 ** 撮影者コメント **
特徴: 雄 全身黒い。頭頂、後頭、背は紫色の光沢があり、首と胸に緑色の光沢がある。頸と尾は長い。嘴の先端が白っぽく、基部は青味のある黒色。頭はアメフト用のヘルメットをかぶった様な模様とすじがあるように見える。 特徴: 雌 雌雄同色。
特徴: 幼鳥(若鳥) 詳細は不明。 鳴き声 ホーホーアーウ、ホアーウとかウアーウ、ウアーウとか不気味な声をだす。
採餌 樹上や地上でシイ、カシ、ホルトノキ、タブノキ、クロガネモチ、アコウ、イボタノキ、モクセイ、ヤブツバキ、クワ、イボタノキなどを食べる。特にヤブツバキの果実が好物のようである。木の芽なども好きらしい。 繁殖: 時期・夫婦 繁殖期は2~9月ごろまでだが、冬季の繁殖記録もある。飼育下では年中繁殖できるらしい。
繁殖: 巣・卵 密林の樹上の枝の上に小枝を集めて、粗雑な巣をつくる。樹洞につくることもあり、伊豆諸島で見つかったものはほとんどシイ、タブノキ、モチノキの老樹の樹洞であった。卵数は1個。 繁殖: 抱卵・育雛 自然界での報告は無い。近縁種の飼育下での抱卵日数は約18日、雛は約21日で巣立つらしい。
分布 旧北区。日本列島に限られた分布をする。日本では著しく島嶼性で、四国では周辺の小さい島々だけにしかいなくなった。隠岐、壱岐、対馬、見島、玄界灘の小さい島々で見られるのみだが、福岡県沖ノ島には多い。伊豆諸島ではまだかなり繁殖しており、青ヶ島、三宅島、御蔵島には特に多い。小笠原諸島、硫黄列島、南西諸島の宮古島以北などでも繁殖するが少ない。著しく島嶼性であるが、島嶼において個体数の変動がある為、渡り個体の侵入も考えられる。 生息地 島嶼のシイ、カシ、タブノキ、ヤブツバキなどの常緑広葉樹林、スギ林にすむ。谷間の密生した樹林を好む。三宅島では二次林に多い。
生態 ほとんど記載がない。採食地に集まり、多いときは20~30羽になる。争いを好まないらしく、ほとんど対立行動は見られないらしい。 類似種について **
亜種について 本亜種は石川県の島で撮影したものであるが、亜種カラスバトであると思われる。本亜種は牛島・隠岐・壱岐・対馬・五島列島・男女群島・大隈諸島・伊豆諸島・奄美大島・沖縄本島・伊平屋島・久米島・渡名喜島・慶良間諸島・宮古島などに生息し、アカガシラカラスバトは小笠原諸島、ヨナクニカラスバトは八重山諸島の石垣島、西表島、与那国島のみに生息するとされる。宮古島ではカラスバトが多く観察されるが、ヨナクニカラスバトとしての正式な記録は無いとされている場合が多い。ただ、宮古島の個体群もヨナクニカラスバトとされている場合があり、真実の誤認があるようである。 がりメモ ウーアー。物悲しい声が響き渡る。怖い。