| 分類 | タカ目 タカ科 | 全長(翼開長) | 雄30-32.5cm 雌37-40cm(60-79cm) |
|---|---|---|---|
| 属名 | Accipiter | 種小名 | nisus |
| 亜種名 | nisosimilis | 英語名 | Eurasian Sparrowhawk |
| 写真 | 雌 成鳥 | 撮影者 | GUGU |
| 撮影機材 | PANASONIC DMC-FZ10 | 撮影場所 | 北海道札幌市 2003/12/19 |
| 判断理由 | 上面は青黒色であり、喉にもやや赤色を帯びる。眉斑は不明瞭である点は疑問が残るが、大きさとバランスを考えると雌であろうという判断。 | 撮影者コメント | ** |
| 特徴: 雄 | 翼は短めで、先に丸みがあり、尾は長め。頭から背、翼の上面が青色がかった灰黒色。顔の白い眉斑はオオタカより明瞭でない場合が多い。体の下面は淡い赤褐色で、橙色の横斑がある。 | 特徴: 雌 | 上面が褐色がかった灰黒色で、下面は白っぽく黒褐色の横斑が全体にある。雌の方が大きく、オオタカの雄くらいのものもいる。眉斑は雄より明瞭といわれるが、ない場合もある。 |
| 特徴: 幼鳥(若鳥) | 若鳥は上面が褐色が強く、腹部に三日月斑がたくさんある。橙色味はない。喉にも密に縦斑がある。 | 鳴き声 | キッキッキッキッキッとよく通る声で鳴く。 |
| 採餌 | 主にツグミくらいまでの小鳥をとるが、ネズミやリス、ヒミズなどを捕らえる事もある。本種は第3趾が異常に長く、指だこが発達しており、獲物を捕まえやすい。雌の体重は雄の2倍あり、雌のほうが大きめの鳥を餌にする。アオバトを捕らえることがある。 | 繁殖: 時期・夫婦 | 産卵期は5月で、一夫一妻である。 |
| 繁殖: 巣・卵 | カラマツの枝を使用し、皿型の巣を雌雄で作る。卵数は4~5個。 | 繁殖: 抱卵・育雛 | 雌が約33日抱卵し、雛は約28日で巣立つ。雛への給餌は雌が行う。雄から雌への餌の受け渡しは巣の外で行われる。雄は雌が巣にいない時、卵を回転させたり、巣材を整えたりする。 |
| 分布 | 旧北区。ユーラシア大陸の温帯・亜寒帯で繁殖する。冬季は亜寒帯で繁殖するものが南下して過ごす。日本では本州以北で繁殖する留鳥だが、多くは冬に暖地に移動する。 | 生息地 | 平地から亜高山帯野林に生息し、林内、林縁の耕地は草地などで獲物を捕らえる。秋と冬には海岸近くの農耕地やヨシ原まで出てくることがある。繁殖地は亜高山帯が多い。 |
| 生態 | 繁殖期には番が縄張りを構えて分散する。 | 類似種について | ** |
| 亜種について | 日本産鳥類目録第6版では日本で確認されている亜種は本亜種のみとして掲載している。 | がりメモ | ハイタカ属の同定は想像以上に難しい。橙色は個体によってばらつきが大きい。大きさ自体はツミ、オオタカと違うように書かれているが、ハイタカ属の大きさのばらつきも激しく、それだけで雌雄、種を同定することは無理であると思われる。ここでは、オオタカとハイタカの個人的な見解を書こうと思います。まず、種の同定。全体的な比率から見れば、オオタカのほうが大きいが、大きさだけで判断することは、決定打にはならない。胸の橙色は確実に見えれば、同定してかまわないと思うが、光の具合で橙色に見える場合もあることや、ハイタカでも橙色がほとんどない個体までいる。眉斑についても、ハイタカでも写真のようにオオタカくらい明瞭な個体もいるので決定打にはならない。止まっている個体で顔が見えた場合は判断するが、それ以外では難しいと思われる。結局、大きさ、胸と腹の橙色、顔の形、腹の横帯の本数、中趾の長さ、羽ばたき方等、いろいろな要因を総合して判断するしかなさそうである。もちろん雌雄はより難しい。 |