| 分類 | チドリ目 カモメ科 | 全長(翼開長) | 30-32cm(64cm) |
|---|---|---|---|
| 属名 | Sterna | 種小名 | sumatrana |
| 亜種名 | 英語名 | Black-naped Tern | |
| 写真 | 成鳥 | 撮影者 | Garizou |
| 撮影機材 | Nikon COOLPIX E950 + KOWA TSN-824 | 撮影場所 | 沖縄県西表島 2000/8/26 |
| 判断理由 | ** | 撮影者コメント | 近場で繁殖していました。シュノーケルで近づいたら、あまり警戒していませんでした。もしかしたら、魚と思ったのかも。 |
| 特徴: 雄 | 全体がほぼ白色。背と翼の上面はかなり淡い青灰色。目から後頭にかけて黒色帯がある。嘴、足とも黒色。静止した時の尾羽の先は翼の先を越える。 | 特徴: 雌 | 雌雄同色。 |
| 特徴: 幼鳥(若鳥) | 若鳥は背と翼の上面に褐色がある。尾は短め。 | 鳴き声 | ギイィーー。ギュィーと鳴く。 |
| 採餌 | 海岸や海洋の上空を飛び回り、獲物を見つけると急降下し、魚やイカを捕らえる。また、尾羽を広げて翼をバタバタと激しくはばたかせる停空飛翔を行いながら餌に狙いをつける。本種の場合、垂直にダイビングして餌を捕らえる方法より、水面に斜めに舞い下りて小魚などをついばむことのほうが多い。雛にも、主に魚類やイカなどの軟体動物を与える。群れて採餌することが多く、クロアジサシやペニアジサシなど他のアジサシ類の群れといっしょに採餌することもある。 | 繁殖: 時期・夫婦 | 6~9月に、年に1回、一夫一妻である。 |
| 繁殖: 巣・卵 | 砂浜に窪みを作ったり、岩礁の上に直接産卵するが、いずれの場合もふつうは巣材を使用しない。卵数は1~3個で、1~2個の場合が多い。 | 繁殖: 抱卵・育雛 | 雌雄交替で抱卵するが、抱卵期間や育雛期間についての詳細はわからない。体の大きさが似ているベニアジサシと同じくらいの日数をかけて抱卵・育雛していると思われる。直射日光が当たる巣では、親鳥は高温になると、中腰になったり立ち上がって体や翼で日陰をつくり、卵をその日陰に置いて冷やす。雛に対しても同様で、親は立ち上がって体や羽根で雛に日陰をつくる。 |
| 分布 | インド洋と太平洋西部の熱帯・亜熱帯に局地的に繁殖する。海岸や岩礁にコロニーを作って繁殖する。日本では馬毛島、奄美諸島、沖縄諸島、先島諸島などに夏鳥として渡来して繁殖する。沖縄県では比較的多く見られるが、繁殖地以外では迷鳥で、千葉県、愛知県、福岡県などに迷行した記録がある。 | 生息地 | 海岸、洋上で生活するアジサシ類で、島嶼(とうしょ)の海岸や岩礁で集団繁殖する。サンゴ礁の発達した沿岸にいくつか小島がある環境を繁殖地として好む。コロニー周辺の海上で見られる。島の周辺の比較的波の静かな所に多い。繁殖場所はベニアジサシとよく似ているため、コロニー内にベニアジサシと本種が混じっている場合もあるが、ベニアジサシより波しぶきがかかるような岩礁のふちをより好む。ベニアジサシに比べて警戒性がやや弱く、巣や雛の近くでじっとしていると平気で舞い下りることが多い。また、ベニアジサシほどコロニ一性は強くない。岩場にも下りるが、歩くことは苦手で、もっぱら岩の上で休息している。 |
| 生態 | コロニーを作って繁殖する。コロニーの大きさは、砂浜や草地などに密集して繁殖する他の海洋性アジサシ類に比べるとはるかに小さい。互いに嘴が届くほど巣と巣が近接することはない。番となった雌雄は、巣の周囲のごく狭い鞄囲を縄張りとして防衛する。番形成の際には、雄が雌に魚をプレゼントする求愛給餌が行われる。 | 類似種について | ** |
| 亜種について | 日本産鳥類目録第6版では亜種の分類はしていない。 | がりメモ | 雛が繁殖していた。なんともかわいい姿であった。エリグロの雛は素晴らしかった。 |