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ホシガラス

ホシガラス
分類 スズメ目 カラス科
全長(翼開長) 34.0-35.0cm
属名 Nucifraga
種小名 caryocatactes
亜種名 japonica
英語名 Nutcracker
写真 成鳥
撮影者 林中 拓也
撮影機材 Nikon FM2 Nikkor300mm F2.8 Teleconverter TC-20E
撮影場所 不明
判断理由 **
撮影者コメント 不明
特徴: 雄 全体的にチョコレート色である。翼と尾以外の翼先には白い斑がある。尾の先と下尾筒が白い。尾は青光沢のある黒である。
特徴: 雌 雌雄同色。
特徴: 幼鳥(若鳥) 幼鳥は全体に褐色味我強い。
鳴き声 ガー、ガーやケッケッと鳴く。
採餌 ハイマツの実が一番の好物で、シラビソ、オオシラピソ、コメツガ、クロマツなどのマツ科の種子、ミズナラの実も食べる。胃の内容物解析によると、5~9月にかけては昆虫、ハタネズミ、カエルといった動物質が多いと報告がある。ハイマツの実が熟す秋にはハイマツ林によく現れる。球果を岩の上に運んでつつき、中の種子をほじくり出して食べる。同じ岩を繰り返し使う為、その周辺にはマツカサのかけらや種子の穀が散乱している。ハイマツの種子やブナの実を喉(のど)に貯えて、積雪しにくい岩陰や枯れ木のへこみの中に貯蔵する習性がある。貯蔵した実は冬に堀り出して食べたり、繁殖期には雛に与える餌としても利用するようだ。貯食行動はハイマツの種子散布に役立っている。
繁殖: 時期・夫婦 日本での繁殖については、清棲辛保氏が1956年乗鞍岳冷泉小屋付近(標高2,300m)で初めて巣を発見した事からその繁殖生態が明らかになった。その後、河辺久男氏が志賀高原で繁殖習性の調査を行っている。造巣は亜高山では雪深い3月下旬から始まる。産卵期は4~5月頃、年に1回、一夫一妻である。造巣期にはシラビソの梢で交尾が見られたとの報告がある。
繁殖: 巣・卵 夜間にも鳴くことがある。針葉樹の地上から高さ4~15mの樹幹近くの枝上に営巣する。ダケカンバの細枝、サルオガセ、クロベの樹皮、腐木のくずなどで椀形(わんがた)の巣を作る。卵数は3~4個。
繁殖: 抱卵・育雛 約18日抱卵する。抱卵行動の報告は二種類ある。一つは、抱卵は雌が行い、雄は抱卵中の雌に給餌するというもの。もう一つは、雌雄とも抱卵し、2時間ぐらいずつ交替で卵を暖めるである。雛は約23日で巣立つ。その間、雌雄は喉から餌を吐きもどして雛に与える。
分布 旧北区。ユーラシア大陸の亜寒帯や高山帯に広く分布する。日本では北海道、本州、四国、九州に分布する。本州中部や北海道の亜高山帯では留鳥として普通に生息する。
生息地 繁殖期は亜高山帯の針葉樹林から高山帯で生活し、主に針葉樹林に多い。秋にはハイマツやミズナラの実を求めて、本来の生息地より高い場所に行ったり、低い場所をうろつく。冬季はやや標高の低い地方に移動する個体もあるが、少ない。北海道では、本種の主要食物であるハイマツの種子が不作の年に低地に飛来することがある。
生態 繁殖期には番が縄張りをもって分散すると考えられる。秋には実のついたハイマツに小群で集中的に群がるが、それ以外の季節は単独または2羽でいることが多い。
類似種について **
亜種について ホシガラス、ハシナガホシガラスの2亜種が確認されている。ハシナガホシガラスは中国北部、東北区、サハリン、シベリアなどに分布する亜種で九州で採集された記録がある。
がりメモ 山を登って丁度疲れたとき、決まって現れるのがこの鳥である。なんでわざわざこんな高いところにいるんだろう。

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