コハクチョウ

コハクチョウ
分類 カモ目 カモ科 全長(翼開長) 115.0-150.0(180.0-225.0cm)
属名 Cygnus 種小名 columbianus
亜種名 jankowskyi 英語名 Bewick's Swan
写真 成鳥 撮影者 Garizou
撮影機材 Nikon COOLPIX E950 + KOWA TSN-824 撮影場所 滋賀県湖北町 2004/11/28
判断理由 ** 撮影者コメント 普段はなるべく近づいて撮影しようとするのですが、あまりにも近すぎたので少し遠ざかって撮影しました。優雅に泳ぐ姿は気品にあふれていました。
特徴: 雄 全身が白色である。頭から首は黄褐色に染まっているものも多くいる。嘴の先は黒く基部は黄色で、黄色部の先端の形は丸い。亜種アメリカコハクチョウとは黄色部分の大きさで区別するが、微妙な個体も存在する。 特徴: 雌 雌雄同色。
特徴: 幼鳥(若鳥) 幼鳥は全体が褐色がかっていて、汚れた白色に見える。嘴の黄色部もピンク色を帯びている。 鳴き声 コォーコォーと鳴く。
採餌 田畑、水田で地上を歩きながら草の種子をついばんだり、草の穂をしごいたり、水面で嘴を動かしてこしとったりする。浅い水中に首を入れたり、逆立ちになって上半身を入れたりして、水底の草や堆積物を食べる。首が長いため、カモ類の中ではより水底の食べ物を食べることができる。ほとんど植物食で、水草の葉・茎・地下茎・根茎・種子・果実などを食べる。 繁殖: 時期・夫婦 6~7月に一夫一妻である。
繁殖: 巣・卵 地上の草むらやぎりぎり水につかる地面に、直径1mぐらい、高さ50~60cmぐらいの巣を、草、枝、コケ類などを使って雌雄でつくる。巣は皿形で、雌は自分の綿毛を産座に敷く。卵数は3~5個。 繁殖: 抱卵・育雛 雌が抱卵し、雛は約29日で孵化(ふか)する。雛は早成性の離巣性である。雌雄が世話をし、約42日で独立する。
分布 全北区。ユーラシア大陸と北アメリカ大陸の北極圏に繁殖分布し、冬は両大陸南部に点々と渡ってすごす。日本には本州から九州までの各地に、10月から翌年の4月まで冬鳥として渡ってくる。九州地方には少なく、出水市で小数が見られる。中国地方では山陰地方では、斐伊川や飯梨川、天神川河口などで群れが見られる。四国地方では観察例は少なく、近畿地方では琵琶湖沿岸、特に湖北町では集団で渡来している。中部地方では石川県河北潟やその周辺、富山県、新潟県で集団が見られ、愛知県や三重県では1999年頃から少数が渡来するようになり、木曽川河口付近では冬季定着しているようである。関東地方では数が少なく、群馬県多々良沼や猪苗代湖では見られている。東北地方でもオオハクチョウが主流で、本種は少なめである。主に宮城県伊豆沼や蕪栗沼などで見られる。北海道では旅鳥である。ハクチョウは数多く見られるもののほとんどはオオハクチョウである。 生息地 低地から山地にかけての、淡水域や汽水域などで越冬する。日中は水田や田畑に採餌に出かけているため、そのあたりで見られ、早朝や夕方頃には、河川の中洲や湖上で寝ている。繁殖地では、ツンドラ地帯の曲がりくねってゆっくり流れる河川や湖沼の多い湿地にすむ。
生態 繁殖期には縄張りをもって分散している。繁殖に成功したものは家族群を作って換羽地に一度渡る。これは、一度に多くの換羽を行うため安全な地を選んでいるといわれている。換羽が終了すると、越冬地まで旅立つ。冬の群れはいろいろな大きさになり、塒(ねぐら)では大群になるが家族は崩さない。冬の群れの中で、家族間の挨拶のディスプレイが見られる。 類似種について **
亜種について 日本では本亜種のコハクチョウと亜種アメリカコハクチョウが確認されている。 がりメモ 琵琶湖にもいます。結構分布は広いような気がします。嘴を泥の中に突っ込んでいると、成鳥か幼鳥かわからなくなります。