| 分類 | スズメ目 アトリ科 | 全長(翼開長) | 23.0cm |
|---|---|---|---|
| 属名 | Eophona | 種小名 | personata |
| 亜種名 | personata | 英語名 | Masked Grosbeak |
| 写真 | 成鳥 冬羽に換羽中 | 撮影者 | Garizou |
| 撮影機材 | Nikon COOLPIX E950 + KOWA TSN-824M | 撮影場所 | 岐阜県加茂郡八百津町 2001/9/6 |
| 判断理由 | 体羽、雨覆、腰などが薄く白色部が見えることから、冬羽への換羽中では?と思いました。若鳥の形態を知りたいところです。 | 撮影者コメント | 大量に渡っていました。疲れ果てて、近くの枝に止まりました。ちょっと枝が邪魔かな。 |
| 特徴: 雄 |
夏羽:顔の目の後方から顔面部が黒く、コイカルと違う位置である。翼は全体が黒く光沢を帯び、初列風切に白斑がある。尾羽は黒色光沢を帯びる。脇(わき)が褐色で嘴は黄色くとても太い。体色は上面下面ともに灰色で、下腹から下尾筒まではやや白っぽい。
冬羽:嘴の基部が黄緑色味を帯びる。 |
特徴: 雌 | 雌雄同色。 |
| 特徴: 幼鳥(若鳥) | 嘴の根元や目先は黒い。全体的な色も灰色味ではなく黄色味を帯びた茶色である。 | 鳴き声 | キーキーキヨコキーなどと鳴く。雌雄ともさえずる。「お菊二十四(おきくにじゅうし)」とか、「フィロソフィー(Philosophy)」と聞こえる。地鳴きはゲッ ゲッとキツツキ類に似る。 |
| 採餌 | 非繁殖期には、樹上や地上に落ちたヌルデ、ハゼ、サクラ、カエデなどの木の実や種子を主食とし、マメ科の鞘やヒマワリの種子などを嘴で上手にはさみ割る事が出来る。繁殖期には昆虫も食べることが多くなり、エノキ、ニレの実、イラガのまゆを潰して食べる。 | 繁殖: 時期・夫婦 | 全国の低山より低い落葉広葉樹林で5~7月頃に繁殖する。繁殖前には4~8羽ぐらいの小群をつくり、その中から番を作ると思われる。一夫一妻である。 |
| 繁殖: 巣・卵 | 広葉樹の高さ5~7mぐらいの枝上に作る。巣材は小枝や枯れ草、蘚類である。椀形(わんがた)の巣をつくる。卵数は3~4個である。 | 繁殖: 抱卵・育雛 | 雌だけが約2週間抱卵し、雄は1日に3~4回抱卵中の雌に給餌するようだ。抱卵中の雌が巣を離れるときは雌雄のどちらかがさえずる。雌雄で育雛し、雛が巣立つまで約2週間かかる。 |
| 分布 | 旧北区。中国東北部、ウスリー、朝鮮半島、日本に分布し、冬はやや南下して越冬する部分的な渡りを行うものが多い。日本では沖縄諸島を除く広い範囲で分布する。 | 生息地 | 山地の広葉樹林に多い。繁殖期には低山より低い落葉広葉樹林に生息する。非繁殖期には群れで暖地に移動し生息する。 |
| 生態 | 繁殖期には縄張りを形成するが防衛範囲は狭く、巣を中心に5mくらいしかない。同一場所に数番が集まり、ルーズコロニーを形成して繁殖する。非繁殖期には群れをなし林内や林縁を移動する。 | 類似種について | ** |
| 亜種について | 日本産鳥類目録第6版では日本で確認されている亜種は本亜種のみとして掲載している。 | がりメモ | 嘴が太くてまるでプラスチックみたいだ。あの嘴は噛み砕く力がすごいらしい。 |