ヤマガラ

ヤマガラ
分類 スズメ目 シジュウカラ科 全長(翼開長) 14.0cm
属名 Parus 種小名 varius
亜種名 varius 英語名 Varied Tit
写真 成鳥 撮影者 Garizou
撮影機材 Nikon COOLPIX 4500 + KOWA TSN-824M 撮影場所 岐阜県 2003/5/24
判断理由 ** 撮影者コメント 外敵侵入につき、大声で警戒中!その姿を林内から眺めているのでした。
特徴: 雄 頭は黒色と薄茶色の斑模様で、背と腹は茶褐色、肩から翼にかけて濃い青灰色である。 特徴: 雌 雌雄同色。
特徴: 幼鳥(若鳥) 全体に淡く、茶褐色部分も汚い感じに見える。 鳴き声 地鳴きはツイッ、ツイッ、ニーニー。さえずりは、ツーツーピー、ツーツーピーと繰り返しゆっくり鳴く。
採餌 樹上で採餌することが多いが、落ちている木の実を拾うため地上にも下りる。樹上では樹木の上・中層の外側や樹冠部の小枝で採餌することが多い。ガの幼虫、クモなどのも食べるが、樹木の種子を好む。シイ、カシ、ナラ類のどんぐりや、かなり堅い実を、木の枝の上で足指で押さえて叩き割る。秋にはどんぐりや針葉樹の種子などを、樹木の幹や大枝の樹皮の割れ目、倒木の朽ちた部分などに貯蔵する。貯蔵したどんぐりは翌年の雛の食物を補うのに役立つ。 繁殖: 時期・夫婦 4~7月頃で、産卵のピークは4~5月。年に1~2回繁殖すると思われる。一夫一妻である。
繁殖: 巣・卵 巣は洞穴借用型で樹洞、キツツキの古巣、タケ筒、巣箱を利用する。コガラの巣穴を奪いとる。雄は雌の前で巣穴の入り口に飛びつき、頭部を左右に振って巣場所紹介のディスプレイをする。洞内が広いと土台として大量のコケ類を入れる。産座には獣毛、羽毛、植物繊維、ゼンマイの毛などを敷く。卵数は6~7個。高密度な三宅島では3~6個、韓国では4~10個と密度に大きく関係する。 繁殖: 抱卵・育雛 抱卵は雌が行い、雄は給餌する。日数は約14日。育雛は雌雄で行い、約17日で巣立つ。
分布 旧北区。ユーラシア大陸東部、朝鮮半島、日本、台湾に限定されて分布する。日本では留鳥として種子島、屋久島、奄美大島、徳之島、沖縄本島、大東諸島、西表島、伊豆諸島の利島、新島、神津島、伊豆諸島の三宅島、御蔵島、八丈島を除いて分布する。 生息地 低地から低山帯のいろいろな樹林にすむ。シイ、カシの常緑広葉樹林を好み、西南日本に多い。山地の谷間の大きい樹木のある林で見られ、大きい木が残る公国や人家周辺でも見られる。
生態 繁殖期には縄張りをもって分散する。雄は盛んにさえずり活動と縄張り争いをする。争いにはピクリギリリリリという特徴のある発声をする。冬も雌雄1対でいるが、他のカラ類の混群に入る。 類似種について **
亜種について 本亜種であるヤマガラのほかに確認されている亜種はタネヤマガラ(種子島)、ヤクシマヤマガラ(屋久島)、アマミヤマガラ(奄美大島、徳之島、沖縄本島)、ダイトウヤマガラ(絶滅種)(大東諸島)、オリイヤマガラ(絶滅危惧Ⅱ類)(西表島)、ナミエヤマガラ(絶滅危惧Ⅱ類)(伊豆諸島の利島、新島、神津島)、オーストンヤマガラ(絶滅危惧Ⅱ類)(伊豆諸島の三宅島、御蔵島、八丈島)がある。オーストンヤマガラは見た目で判別がしやすいが、その他は解りにくい。南方のものほど栗色が強いらしい。 がりメモ 11月頃活発に行動している姿には目を奪われる。「なんてかわいいのだろう。」と思った最初の鳥であった。