キョウジョシギ

キョウジョシギ
分類 チドリ目 シギ科 全長(翼開長) 21.0-25.5cm(50.0-57.0cm)
属名 Arenaria 種小名 interpres
亜種名 interpres 英語名 Turnstone
写真 雄 夏羽 撮影者 Garizou
撮影機材 Nikon COOLPIX E990 + KOWA TSN-824M 撮影場所 愛知県田原町汐川干潟 2002/5/2
判断理由 頭部に褐色味があるのが気にかかるが、翼の赤褐色は雄であろうと思う。 撮影者コメント 近くでカニを追いまわしていました。逃げられていたぞ。
特徴: 雄 夏羽:嘴は短くて上にやや反る。赤い足は短い。頭部から胸は白地に特徴のある黒い縞模様があり、体の上面は赤褐色、黒と白のまだらで、腹部は白い。飛翔時は翼の上面に赤褐色、黒、白の斑紋が出る。頭部は白色部が目立つ。
冬羽:頭部はほとんど黒褐色になり、背中も赤褐色の羽が無くなり、黒っぽく見える。
特徴: 雌 夏羽:赤褐色が淡く、全体に色が鈍い。
冬羽:頭部はほとんど黒褐色になり、背中も赤褐色の羽が無くなり、黒っぽく見える。
特徴: 幼鳥(若鳥) 幼鳥は冬羽に似ているが、肩羽や雨覆の羽縁の白色が明瞭。 鳴き声 ゲッゲッ、ゲレゲレと鳴く。
採餌 水辺を歩き回って、餌を探す。嘴を小石や木片などの下に差し込み、ひっくり返して餌を探すこともある。繁殖地ではハエ類などの昆虫やクモ類、イネ料の種子などの植物質も食べる。非繁殖期には、岩礁でヨコエビ類、カニ類、フジツポ類などの甲殻類、タマキビガイやイガイなどの貝類を食べ、砂浜ではハマトビムシ、二枚貝なども食べる。二枚貝は、殻のふちをいろいろな角度からつついてこじ開ける。 繁殖: 時期・夫婦 5~7月に一夫一妻である。
繁殖: 巣・卵 巣は地上の浅い窪みにヤナギ類などの枯れ葉を内張りにして、雌が作る。卵数は3~5個で、4個が多い。 繁殖: 抱卵・育雛 雌雄で抱卵し、約23日で孵化(ふか)する。雄が抱卵している例もある。早成性の離巣性である。雌雄で育雛し、約20日で独立する。
分布 全北区。ユーラシア大陸と北アメリカ大陸の北極圏、環極地方に繁殖する。冬季は赤道周辺の各地に渡って過ごす。日本には旅鳥として全国に現れる。小笠原諸島や南西諸島では少数が越冬している。 生息地 渡り期や越冬地では海岸で見られ、内陸の河川に現れる。岩石地や砂利地の海岸を最も好む。繁殖地では、極地の海岸や島嶼(とうしょ)にすみ、岩石地、砂利地、砂泥地、入江、河口、潟湖などで見られ、その中の乾いた場所が営巣地となる。
生態 非繁殖期は50羽ぐらいまでの小群ですごす。日本では2~20羽ぐらいで見られることが多いが、ヨーロッパでは5、000~1万羽の大群で現れることがある。繁殖期には縄張り分散し、家族群は縄張り境界にこだわらない。雄の縄張り行動はよく発達しており、空中で行われるフライトディスプレイと地上で行われるグラウンドディスプレイがある。フライトディスプレイは雌のいる時に雄が行う。地上10~50mの高さまで飛び上がり、円を描いてコーリングする。ゆっくりした深いはばたきで、終わると突出したところに止まり3分間もコーリングをつづける。雄どうしの追いかけは激しく、1km以上も空中を追撃する。地上でも、雌をめぐって雄同士がグラウンドディスプレイをする。猫背のポーズで、翼を少し下げ、尾羽を下げて相手に迫る。 類似種について **
亜種について 日本産鳥類目録第6版では亜種の分類はしていない。 がりメモ **