オジロワシ

オジロワシ
分類 タカ目 タカ科 全長(翼開長) 雄 76.0-90.0cm 雌 86.0-98.0cm(199.0-228.0cm)
属名 Haliaeetus 種小名 albicilla
亜種名 albicilla 英語名 White-tailed Sea-eagle
写真 成鳥 撮影者 Garizou
撮影機材 Nikon COOLPIX E950 + KOWA TSN-824 撮影場所 北海道根室市春国岱 20007/05
判断理由 ** 撮影者コメント さすがに大きく、素晴らしいフライトを見せてくれた。彼らが飛ぶと周辺のオオセグロカモメは慌てて飛んでいった。
特徴: 雄 全体がほぼ褐色で、翼の上下面とも同色。風切は黒っぽい。頭は黄褐色がかり、体の他の部分より淡く、時には白っぽく見える個体もいる。尾はゆるやかなくさび形で白色。嘴、足ともに黄色。 特徴: 雌 雌雄同色。
特徴: 幼鳥(若鳥) 若鳥では翼の下面に白斑があり、年齢が進むにつれて体から黒味がなくなり、尾も白くなる。翼は幅広くて大きく、尾は短い。頭も小さめ。 鳴き声 クワックワッと鳴く。
採餌 海鳥やカモ類などの鳥類、メパルやカレイなどの魚類、アザラシの幼獣などの哺乳類を食べる。海岸に打ち上げられた動物の腐肉も好んで食べる。雛にも魚類と鳥類を与える。餌の捕獲方法には、水面の上を低く飛び、脚を垂らして魚をつかむ方法と、上空から肩をすぼめて急降下し、地上や水の上の鳥などを捕らえる方法がある。 繁殖: 時期・夫婦 3~8月に年に1回行う。一夫一妻である。
繁殖: 巣・卵 ミズナラ、ダケカンバ、トドマツ、エゾマツなどにある古巣を補強しながら、何年も利用する皿型の巣を作る。造巣は1年中行われるが、産卵期の3月になるとより活発になる。造巣は雌雄とも行うが、枝の積み上げは主に雌が行う。3月下旬に1~2個、稀に3~4個を産む。 繁殖: 抱卵・育雛 雌雄が約38日抱卵するが、雌の方が比率ははるかに多い。雌が巣を離れると直ちに雄が替わって抱卵する。雛は半晩成性である。孵化(ふか)から巣立ちまでの日数は70~90日だが、日数はまばらである。育雛は雌雄で行い、巣立ち後も雛は時々、巣に戻り親鳥から餌を与えられる。1巣に2羽の雛がいる場合、兄弟殺しが見られるが、無事に巣立つ場合もある。
分布 旧北区。ヨーロッパとアジアの亜寒帯、温帯で繁殖する。冬季は温帯から熱帯に渡って過ごす。日本では網走および根室地方で本種の繁殖が初めて観察されたらしく、後に北海道東部や北部の海岸、湖岸で少数が留鳥として繁殖していることがわかった。冬鳥として北海道、東北地方、日本海沿岸、琵琶湖などに渡来する。 生息地 海岸、河口、海沿いの水田や湖沼、内陸の湖沼に生息する。オオワシとは生息地が共通し、北海道では厳冬季にオオワシと流水の上に止まっているのが見られる。営巣地は海岸近く、近くに河川や湖沼がある森林で、周囲の全域が見渡せる小高い場所が選ばれる傾向にある。湖沼や河川があるなど環境条件が満たされれば、海岸から25km離れた場所でも繁殖することがある。
生態 繁殖期には番ごとに縄張りをもって分散する。1月になると番は活発に動き始める。2月に入ると雄が頻繁に雌の上を飛んだり、クワッ、クワッ、クワッと鋭い鳴き声を発しながら追いかけ合う。雌が300mほど上空で突然仰向けになり、雄に向かって足指を握ったり広げたりして見せると、雄は上空から雌めがけて突進し、お互いに爪を絡ませたまま海面すれすれまで落下する求愛行動を繰り返す。巣立ち後の若鳥は冬の12月まで親と行動をともにするが、その後は別行動をとる。番によっては、前年度に巣立った幼鳥が翌年の抱卵、育雛中に親に追い出されることなく残ることがある。 類似種について **
亜種について 日本産鳥類目録第6版では日本で確認されている亜種は本亜種のみとして掲載している。 がりメモ 北海道の醍醐味です。やっぱり、オジロはかっこいい。